「藍染め太郎」が全国家庭科教育協会の機関誌に掲載されました
このたび、戸谷染料商店の藍染めキット「藍染め太郎」が、全国家庭科教育協会(ZKK)の機関誌『家庭科』令和8年度1号に掲載されました。
掲載の概要


掲載されたのは、授業実践事例のコーナー「藍がつなぐ学び」。中学・高校の家庭科授業で藍染め太郎を教材として使用した実践報告で、使用した藍染めキットの例として誌面に紹介されています。
引き続き、学校現場や家庭でお使いいただける染め体験キットとして、藍染め太郎をよろしくお願いいたします。
このたび、戸谷染料商店の藍染めキット「藍染め太郎」が、全国家庭科教育協会(ZKK)の機関誌『家庭科』令和8年度1号に掲載されました。


掲載されたのは、授業実践事例のコーナー「藍がつなぐ学び」。中学・高校の家庭科授業で藍染め太郎を教材として使用した実践報告で、使用した藍染めキットの例として誌面に紹介されています。
引き続き、学校現場や家庭でお使いいただける染め体験キットとして、藍染め太郎をよろしくお願いいたします。
「公園で花火をしてもいいですよ」——そんな嬉しいお知らせが、少しずつ増えてきています。
条件付きながら手持ち花火を解禁する公園が各地に登場し、夏の風物詩が身近に戻りつつあります。
ところが、解禁が進む一方で新たな課題として浮上しているのが、消火水の処理です。
バケツいっぱいの消火水には、燃えカスや火薬の残滓が混ざっています。
排水溝に流せば詰まりや汚染の原因になり、そのまま置いていけばゴミの流出・景観の悪化につながります。
「花火はOKにしたけれど、後始末のルールが追いついていない」——
自治体・公園管理者・花火メーカーが共通して抱えるこの悩みの答えが廃水処理凝固剤です。
手持ち花火を安全に楽しむには、必ず消火用の水を用意することが求められます。
しかし公園には、家庭の庭と違って排水溝や流し台がないケースがほとんどです。
燃えカスが混ざった消火水をどこに捨てるか——この問いに対して、現状では明確な答えが出ていません。
トイレや植え込みに捨てるのはマナー違反ですし、排水設備があったとしても詰まりの原因になります。
結果として「花火はOKだけど、後片付けが面倒で利用者が困っている」という状況が各地で起きています。
公園の管理者や自治体にとっても、消火水トラブルは見過ごせません。
排水の汚染クレーム、燃えカスの散乱、近隣住民からの苦情——
花火解禁の判断をためらわせる要因のひとつが、後片付けに関するルールの未整備です。
「安全に楽しめる仕組みが整っているか」という点は、解禁可否を判断する際の大きなポイントになります。
高吸水性樹脂(SAP/Super Absorbent Polymer)は廃水処理用の凝固剤です。
SAPとは、紙おむつや保冷剤にも使われている素材で、自重の数百倍もの水分を吸収しゼリー状に固める性質を持っています。
消火水の入ったバケツに本品を入れると、水分を素早く吸収してゲル化します。
燃えカスや花火の残滓もゲルの中に封じ込められるため、液体がこぼれる心配なくそのままゴミ袋へ。
排水設備がなくても、固めて持ち帰ることができます。
従来の消火水の処理といえば、次のような方法が一般的でした。
・排水溝にそのまま流す(詰まり・汚染リスクあり)
・自宅まで持ち帰ってトイレに流す(運搬中にこぼれる)
・公園のゴミ箱に液体ごと捨てる(液漏れ・マナー問題)
いずれも完全な解決策とは言えず、現場での対応は各自に委ねられていました。
液体を持ち運ぶリスクがなくなり、現場の管理負担も大きく軽減されます。
凝固剤は、花火メーカー・販売商社向けにOEM対応・小ロット対応が可能です。
花火セットに同梱することで、「このセットさえあれば、後片付けまで安心」という付加価値を提案できます。
昨今、公園での花火解禁を後押しするためには、「安全に遊べる・きちんと片付けられる」という社会的な信頼が必要です。
後片付けキットを同梱した花火セットは、その信頼づくりに直結するアイテムになり得ます。
消費者の環境意識が高まる中、廃水を適切に処理する仕組みを製品に組み込むことは、
メーカーや販売会社にとってCSR・環境配慮のPRとしても有効です。
「この花火は、最後まで環境に配慮した設計です」——そんなメッセージを商品パッケージで発信できます。
「固め太郎」は、1931年創業・東京浅草の染料・顔料専門店である戸谷染料商店が開発した製品です。
プロ向け素材の知見を活かし、現場のニーズに応える素材を提供してきた同社だからこそ生まれた、実用的なソリューションです。
花火メーカー・商社の方向けに、業務用供給・OEM対応・仕様のカスタマイズなど、柔軟にご相談に応じます。
「こんな用途に使えないか」「パッケージングの相談がしたい」といったご質問もお気軽にどうぞ。
2025年8月に大阪市で発生したビル火災では、急速な延焼拡大の要因の一つとして、外壁に設置された屋外広告物が建築基準法第64条に適合せず、不燃材料ではなかったことが指摘されています。
これを受けて各地の自治体が注意喚起を行っています。あらためて、看板と不燃材料に関する法令と素材の基礎知識を整理します。
不燃ターポリンの仕様・販売条件は商品ページにまとめています。
建築基準法第64条では、防火地域内にある看板・広告塔などで、建築物の屋上に設けるもの又は高さ3mを超えるものは、その主要な部分を不燃材料で造り、又は覆わなければならないと定めています。
看板の火災が建物や周囲へ燃え広がるのを防ぐための規定です。
防火地域かどうかは、各市区町村の都市計画図で確認できます。
しかし実態として、FF(フレキシブルフェイス)式の屋外看板では、可燃性のターポリンが長年使われてきました。大阪市の火災は、この課題を社会的に可視化した出来事でした。
2025年8月に大阪・道頓堀で発生した火災について、船橋市や仙台市などの自治体は、外壁の屋外広告物が建築基準法第64条に適合せず、不燃材料ではなかったことが延焼拡大の要因の一つとして指摘されたと説明しています。
これを契機に、各地で看板の点検や不燃材料への切り替えを呼びかける動きが広がっています。
参考:船橋市「屋外広告物に係る防火安全対策について」/仙台市「屋外広告物の防火対策について」/大阪市「一般広告物の設置について」
ターポリンとは、繊維の基布にPVC(塩化ビニル)などの樹脂をコーティングしたシート素材です。
FF看板やバナー、横断幕など、広告・サイン用途に広く使われています。一般的なターポリンはポリエステル繊維を基布にしています。
不燃ターポリンは、燃えにくいガラス繊維(グラスファイバー)などを基布にし、国土交通大臣の不燃材料認定を受けたターポリンです。
通常のターポリンと同じようにインクジェット印刷ができるため、デザインの自由度を保ったまま看板を不燃化できます。
なお、不燃材料の認定には、インクの種類や塗布量などの条件があります。認定条件の範囲内で印刷してください。
「防炎ターポリンなら大丈夫」と考えている方も少なくありません。しかし、防炎と不燃は別の基準です。
防炎ターポリンであっても、不燃材料にあたるとは限りません。看板に不燃材料が必要な場合は、不燃材料の認定番号(NMで始まる番号)を確認してください。
戸谷染料商店が取り扱う平岡織染のサイン用ターポリン アドマックス® V-2000-IJ2 は、国土交通大臣の不燃材料認定(NM-5737)を取得した不燃ターポリンです。
販売単位は30m巻です。無料サンプル(5m程度)もご用意しています。詳しい仕様と販売条件はV-2000-IJ2の商品ページをご覧ください。
遮光タイプの不燃ターポリン「アドマックス V-2000-2遮光(仮称)」も近日発売予定です(不燃材料認定番号 NM-5825)。発売時のご案内をご希望の方は、お問い合わせフォームの内容欄に「遮光タイプの発売案内希望」とご記入ください。
※ 不燃材料が必要かどうかは、看板の設置場所や条件によって異なります。建築基準法の適用判断や施工については、所管の行政庁または建築士にご相談ください。
V-2000-IJ2の在庫確認・見積依頼・無料サンプルのご請求は、お気軽にお問い合わせください。
アドマックス製品全般についても取り扱っています。
お問い合わせフォームでは、カテゴリー「化成品事業部(染料・顔料など)関連について」を選び、内容欄に「V-2000-IJ2」とご用件(見積・在庫確認・サンプル請求)をご記入ください。お電話(03-3873-3111、平日10:00〜17:00)でも承ります。
「せっかくの連休、どこかに出かけるわけでもないし……」そんなとき、まとまった時間を「ものづくり」に使ってみませんか?
東京・浅草で1931年から続く染料の専門店・戸谷染料商店は、プロ向けの染料技術をそのままに、自宅でも楽しめるDIYキットをラインナップしています。
Tシャツを藍色に染める、古いプラモデルのパーツを好みの色に仕上げる、欠けたお気に入りの器を金継ぎで直す——。どれも「特別な道具がなくてもできる」のが嬉しいところ。
今回は長期休暇や連休におすすめの4アイテムを、それぞれの楽しみ方とともにご紹介します。

藍染めの最大の魅力は、染液から引き上げた瞬間に起きる「黄緑→藍色へのグラデーション変化」です。これは染料が空気に触れて酸化する現象で、職人の世界では「藍の風を切る」とも呼ばれます。家族で見守るだけでも、十分な体験になります。
綿・麻・レーヨンなど天然素材のものなら幅広く染められるので、着古したTシャツや白いトートバッグをまとめて染め直すのがおすすめ。絞り染め(輪ゴムや割り箸で布を縛る)にすれば、世界にひとつだけのオリジナル模様が生まれます。
藍染めは天然繊維専用です。洗濯タグで「ポリエステル○%」と表記されているアイテムは色が薄くなります。染める前にタグを確認しましょう。

塗装はパーツの表面に色の膜を張る方法。一方、染色は素材の内側に色を浸透させる方法です。プラ染め太郎は後者のため、表面に塗膜が残らず、プラスチック本来の質感や透過感を活かした仕上がりになります。
連休中に組み上げたプラモデルのパーツカラーを変えたい、使い古した時計のラバーベルトを気分転換に染め直したい、そんな用途にぴったりです。
・よく染まる素材:ナイロン・アクリル・ポリウレタン(TPU)・ABS(ただしムラあり)
・染まりにくい素材:PP(ポリプロピレン)・PE(ポリエチレン)
素材が不明な場合は、端切れや余ったランナーで試し染めをしてから本番に臨むのが安心です。

金継ぎとは、割れたり欠けたりした器をつなぎ直し、その継ぎ目を金で装飾する日本古来の修復技法です。「壊れたから捨てる」ではなく、「直してもっと好きになる」という考え方が、いまDIY好きの間でも注目を集めています。
まとまった時間が取れる長期休暇こそ、棚の奥で眠っていた欠け茶碗や思い入れのある小皿と向き合うチャンスです。
・金継ぎ・蒔絵の定番:純金色(最も落ち着いた金)
・華やかさを出したい:赤金(温かみのある赤みがかった金)
・クールな印象に:青金(やや冷たさのある金)または銀
・ハンドメイドアクセやネイル:光彩色・真珠色(パール感・ラメ感が出る)
初めての方は純金色30gから試してみるのがおすすめです。

「お気に入りの黒いジャケットが、洗濯を重ねてグレーっぽくなってしまった」——そんな経験はありませんか?
色あせは素材の劣化ではなく染料が抜けているだけのことがほとんど。まとまった休みを使って染め直せば、お気に入りの1着を新品同様に復活させることができます。
クローゼットを見直すついでに、ぜひトライしてみてください。
・綿・麻・レーヨン・シルクなど天然素材の黒服
・スラックス・スカート・Tシャツ・ストール
・混紡品は色が薄くなる場合があるため、事前に素材タグを確認してください。
4つのアイテムに共通しているのは、「捨てる前にもう一度、自分の手でよみがえらせる」という発想です。
藍染めで古着をリメイクする、プラモデルを自分色に染める、欠けた器を金で直す、色あせた黒服を復活させる——どれも特別な技術は不要で、説明書通りに進めれば連休中に完結します。
1931年創業、浅草の染料専門店・戸谷染料商店のキットは、プロ用素材をベースにしているため仕上がりのクオリティが市販品とひと味違います。ぜひ次の長期休暇、「染め」をテーマにした自分時間を楽しんでみてください。

「黒に染めたのに、なんかグレーっぽい…」
「何度染めてもムラになってしまう」
「洗ったら一気に色が落ちた」
黒染めに挑戦して、こんな失敗をした経験はありませんか?
実は黒染めの失敗には、ほぼ決まった原因があります。原因さえわかれば対策は簡単。この記事では黒染めが失敗する理由を解説し、自宅でも本格的な黒に仕上げるためのポイントをご紹介します。

黒染めで最も多い失敗が「グレーにしかならない」です。原因は主に2つあります。
生地を黒く染めるには、元の色をしっかり隠せるだけの強い染色力(濃度)が必要です。
染色濃度が弱いと、元の赤・青・紺などの色と黒が混ざってしまい、純粋な黒にはなりません。また、色が濃いほど黒く染めるのは難しくなります。
「濃い色の方が染まりやすい」と思われがちですが、真っ黒にするには元の色を上からしっかり塗りつぶす“上書きする力”が必要になります。
市販の黒染料は、誰でも安全に使えることや手軽さを優先して作られています。そのため、染料の染まりやすさや価格が重視され、プロが使うような高品質で強い染色力の染料はあまり使われていません。その結果、染まっても「深い黒」までは出にくく、どうしてもグレーっぽく仕上がることがあります。
本当に真っ黒に染めたい場合は、繊維の中までしっかり濃く染まる”プロ仕様の高品質染料”を使うことが重要です。
染めたては真っ黒なのに、洗濯したら一気に色が薄くなった——これも非常によくある失敗です。
染色後に余分な染料を除去する「色止め洗浄」をしないと、繊維に染まらずに残った余分な染料が表面に残ります。この状態で洗濯すると、その余分な染料が水に流れ出てしまい、「色落ち」の原因になります。
綿・麻には「反応染料」が最適です。
家庭用の染料の中には、さまざまな素材に対応するために、綿・麻に対しての染色力が弱い染料が使われている場合があります。その場合、染料が繊維にしっかり結合せず、表面に残りやすくなります。
この状態で洗濯すると、残った染料が水に流れ出てしまい、「色落ち」の原因になります。
染液の量が少なすぎたり、生地を動かさずに放置したりすると、染液に触れた部分と触れていない部分で染まりにムラが出ます。特に縫い目・折り目・厚みのある部分は染液が届きにくい箇所です。
生地に防水加工や撥水コーティングなどが施されていると、染料が弾かれてしまい、うまく浸透せずムラの原因になります。また、汚れや油分が残っていると、その部分だけ染まりにくくなり、色ムラが発生します。染める前には一度洗濯を行い、汚れや油分を落とすこと、そしてコーティングの有無を確認することが大切です。
ここまでの失敗例をまとめると、本格的な黒染めに必要な条件は以下の3つです。
生地に残っている元の色をしっかり打ち消し、真っ黒に染め上げるには、プロの現場でも使われるレベルの高い染色力を持つ染料が必要です。
綿・麻などの植物繊維に染料をしっかり定着させるには、アルカリ剤が欠かせません。
染料だけでは十分に染まらず、繊維に定着しないまま残ってしまいます。
この残った染料は、後の洗濯で流れ出てしまい、「色落ち」の原因になります。
染色後に余分な染料をしっかり洗い流すことで、洗濯による色落ちや色移りを防ぐことができます。
浅草黒染め「黒極」は、この3つの条件をひとつのキットに凝縮しています。
プロの染色現場で使われる高品質な染料を採用。
市販品では難しかった濃色の生地も、圧倒的な染色力で深い漆黒へ仕上げます。
染料だけでは綿・麻は染まりません。黒極はアルカリ剤が同梱されているため、別途購入の手間がなく、誰でも正しいバランスで染色できます。
染色後に使用する色止め洗浄剤もセットに含まれています。
しっかり色止めすることで、洗濯後も色落ちしにくい仕上がりになります。

これまでの黒染めで「グレーにしかならなかった」「すぐ色落ちした」という方に、ぜひ一度試していただきたいキットです。
黒染めの失敗には必ず原因があります。
・グレーになる → 染色力不足・下地の色の影響
・色落ちする → アルカリ剤なし・色止め工程の省略
・ムラになる → 染液量の不足・下処理不足
原因がわかれば、対策はシンプルです。高い染色力の染料+アルカリ剤+色止め洗浄剤の3点を正しく使うだけ。
住所:東京都台東区浅草5-69-9
TEL:03-3873-3111
MAIL:
chemical@toyas.co.jp (化成品事業)
cs@toyas.co.jp (印刷事業)
受付時間:10:00 – 17:00(土日祝除く)
