藍染 天然藍と人工藍(インディゴ)の違い
天然藍は植物から抽出されるインディゴ(インジゴ)です。人工インディゴ(合成インディゴ)も同じ物質であり、人工インディゴは純度が高くよく染まります。
染め方も天然藍の藍染めと人工インディゴは基本的に同じです。それぞれ、湿らす、染料を溶かす、発酵させる、染色する、洗って乾かすの工程を経て染色を行います。
天然藍(人工インディゴ)をアルカリ性の水溶液に溶かし、還元(発酵)させます。
藍液は水に可溶の黄色い物質に変化します。
つぎに生地を藍液に漬け込んで繊維に吸着させた後、空気中の酸素と酸化させることで藍色に染まります。人工インディゴはリーバイスなどのジーンズにも使用されています。