Special Printing Auxiliaries
特殊捺染助剤
特殊捺染助剤(とくしゅなっせんじょざい)とは、染色する際に対象素材に対して様々な機能を持たせる助剤です。
夜間に光が当たると反射する特殊加工材料です。水性タイプと油性タイプがあります。
【基本色】
HT RED、HT BLUE、HT YELLOW、HT WHITE、HT BLACK、HT SILVER、HT GOLD
抜染剤は、先染めの色生地に使い、印刷部分を白く脱色するプリントです。
ノンホルマリンタイプの抜染剤で、主に綿・レーヨン等反応染料用抜染剤で、熱処理後の臭気が少ないタイプです。
従来からある抜染剤で、主に綿・レーヨン等反応染料用抜染剤です。
2種類の繊維を溶解させるダメージ加工をするために使用する薬剤です。
樹脂、木材、繊維等に代表される高分子有機材料は、日常生活を営む上で欠かす事の出来ない物品を構成する材料です。しかしながら、それらの大部分は可燃性であり、火災・延焼の原因となる危険性があり、その予防策が必要不可欠となっています。難燃剤、防炎剤とはそれら高分子有機材料を難燃化(燃えにくく)するために使用される剤であり、火災による人的・経済的損失を防止する事で社会に大きく貢献出来る商材となります。
水溶性の難燃剤を繊維製品に含浸させた後、乾燥して水分を飛ばすことにより難燃性能を付与する加工方法です。
各種素材の生地裏面へ均一に樹脂を塗布することで、織物等の組織を固めると同時に難燃を中心とした+αの機能を付与させる加工技術です。
耐久加工は、ポリエステル系繊維に特化した加工法で、染色に用いる高圧液流染色機に染料と共に添加するタイプの難燃剤です。難燃剤は染色加工時、染料と共にポリエステル繊維の非晶部内に取り込まれる為、洗濯やドライクリーニングを行っても難燃性能の低下がございません。つまり、繊維自体に難燃性能を持たせるイメージとなります。
病院や劇場など人が多く集まる建物などでは、火災時の安全性を高めるため、室内の1.2m以上の高さの壁部分や天井に防火材料を使うことが建築基準法により義務付けられています。これを「内装制限」といいます。木材は可燃物のため、無処理の状態では内装制限のある場所には使うことができません。内装制限のある場所に木材を使うために、木材に防火処理をすることで防火材料と認可された木材があります。こういった木材の開発により、さまざまなところの内装に木材を使うことができるようになっています。その他、従来より消防法に定められた展示用・舞台用の合板を防炎処理する際にも使用されています。
二軸押出機で合成樹脂と難燃剤を一緒に溶融混練することで難燃剤を合成樹脂内部に添加する方法、或いは接着剤等の合成樹脂液に難燃剤を加えて混合する方法です。
【取扱いメーカー】
丸菱油化工業株式会社、DIC株式会社